商用利用可能な日本語画像生成AI CommonArt β

新しい日本語画像生成AIとしてAI Picasso社が「CommonArt β」を発表しました。この画像生成AIの最大の特徴は、商用利用可能で無償公開されており、透明性が高いことです。

ちなみにこの記事のアイキャッチ画像もCommonArt βで生成したものです。

商用利用できる透明性の高い日本語画像生成AI、CommonArt βを無償公開|AI Picasso
はじめに こんにちは、AI Picasso社の開発チームです。主にクリエイターの皆様に重要なお知らせがあります。安全で透明性の高い日本語画像生成AI、CommonArt β を商用利用可能で無償公開します。CommonArt β は学習に対...

学習データの透明性に関しては、CC-BY-4.0やCC-0などのライセンスの画像のみを使用しており、学習画像に対する透明性が非常に高いのが特徴です。また、CALM2-7Bという大規模言語モデルを採用しているため、日本語と英語の自然な処理が可能で、日本語の自然な文章をそのまま入力できます。

ライセンスについては、わかりやすく一般的なオープンソースライセンスであるApache-2.0を採用しています。さらに、著作権侵害のリスクを低減するため、学習した画像がそのまま出現しにくいような工夫がなされています。

技術面では、Pixart-Σという効率的なアルゴリズムを使用しており、家庭用GPUでも動作可能な設計になっています。

一方で、まだβ版であるため計算量不足による表現能力の制限や、日本の視覚的知識の不足、使い勝手の悪さ、美女やアニメキャラクターの生成が困難であるなどの問題点があります。

とはいえ、以下のページから無料で試すことができるので、使ってみると面白いですよ!

CommonArt β - a Hugging Face Space by aipicasso
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