OpenAIが、複雑な問題解決に特化した新しいAIモデルシリーズ「OpenAI o1」を発表しました。
このシリーズの第一弾となる「o1-preview」は、科学、コーディング、数学などの分野で従来のモデルを大きく上回る性能を発揮しているそうです。
Just a moment...
今はClaudeの方に課金しているので、ChatGPT Plusは利用できないのですが、API経由で使えるようになったら試してみようと思います。
また、コーディング性能が向上しているということなので、GitHub Copilotにも早く搭載されて欲しいところですね。
以下、ニュースリリースからの主な抜粋です。
o1-previewの特徴
- 思考プロセスの改善: 人間のように問題に時間をかけて取り組むよう訓練されています。
- 高度な推論能力: 物理学、化学、生物学などの分野でPh.D.学生レベルの性能を発揮します。
- 数学・コーディングでの卓越した能力: 国際数学オリンピック(IMO)の予選問題で83%の正解率を達成。Codeforcesのコーディングコンテストでは89パーセンタイルに到達しました。
安全性への取り組み
OpenAIは、o1-previewの開発にあたり、新たな安全性訓練アプローチを導入しました。これにより、モデルは文脈に応じて安全性とアライメントのガイドラインを適用できるようになりました。
利用可能性
- ChatGPT Plus・Team: 2024年9月12日からo1-previewとo1-miniにアクセス可能(週間利用制限あり)
- ChatGPT Enterprise・Edu: 2024年9月12日の翌週からアクセス可能
- 開発者: API UsageのTier5の資格を持つ開発者は、本日からAPIでプロトタイピングが可能
- ChatGPT無料ユーザー: o1-miniへのアクセスを計画中
o1-miniについて
o1-previewの小型版モデルとして「o1-mini」も同時にリリースされました。コーディングに特化しており、o1-previewの80%低コストで利用できます。
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