Microsoft 365 Copilot Wave 2 

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はじめに

先日、Microsoftは「Microsoft 365 Copilot Wave 2」と呼ばれる大規模なアップデートを発表しました。このプレゼンテーションでは、AIを活用した新しい働き方の形が示され、多くの注目を集めています。

プレゼンテーション全体は以下のYoutubeでも公開されていますが、全編30分弱あるのでちょっと長いです。

ということで、以前ご紹介したGladiaとClaude 3.5 Sonnetを利用して、内容を要約してもらいました。

Gladiaについては、以下の記事をご参照ください。

プレゼンテーション要約

主な要点

Microsoft 365 Copilotの採用が急速に拡大しており、四半期ごとに利用者数が倍増している。 「Wave 2」と呼ばれる大規模なアップデートが発表された。主な改善点は:

  • ウェブ、業務データ、新しい「Pages」機能の統合
  • 日常的に使用するアプリケーションへのCopilotの深い統合
  • エージェント機能によるCopilotの拡張

「Pages」は、AIとの協働のための新しい永続的キャンバスとして紹介された。 Excel、PowerPoint、Outlook、Teams、OneDrive、Wordなどの主要アプリケーションにおけるCopilotの新機能が詳細に説明された。

  • ExcelではPythonとの統合が発表された
  • PowerPointでは「Narrative Builder」機能が導入された
  • Outlookでは「Prioritize My Inbox」機能が紹介された

「Copilot Agents」が紹介され、これによりビジネスプロセスの自動化と実行が可能になる。

最も訴求したかったポイント

このプレゼンテーションを分析すると、Microsoftが最も強調していた機能は「Pages」であると考えられます。以下の理由から、この結論に至りました:

  1. 導入の順序: プレゼンテーションの冒頭で「Pages」が紹介されており、これは通常、最も重要な新機能を最初に紹介するプレゼンテーション戦略と一致します。
  2. 革新性の強調: 「Pages」は「AIの時代における最初の新しいデジタルアーティファクト」と描写されています。これは、Microsoftがこの機能を画期的なイノベーションとして位置づけていることを示しています。
  3. 詳細な説明: 「Pages」の機能についてかなり詳細なデモが行われており、その使用方法や利点が具体的に示されています。
  4. 広範な適用性: 「Pages」は、ウェブデータ、業務データ、そして協働作業を統合する機能として紹介されており、多くのユースケースに適用可能であることが強調されています。
  5. 戦略的位置づけ: 「Pages」は、PCがオフィス生産性ツールを生み出し、ウェブがそれらを協働的にしたように、AIの時代における新しい作業アーティファクトとして位置づけられています。
  6. アクセシビリティ: 「Pages」機能は、Microsoft 365 Copilotにアクセスできる4億人以上のユーザーに提供されると述べられており、その広範な展開が強調されています。

これらの要因から、Microsoftは「Pages」を最も重要な新機能として位置づけ、それを通じてAIを活用した新しい協働作業の形を提案していると考えられます。他の機能も重要ではありますが、「Pages」が最も革新的で戦略的な新機能として紹介されています。

おわりに

PagesといえばローコードのWebサイト作成ツールですが、個人的には使用例を聞いたことがないので、力を入れてきているんでしょうか?

MiorosoftCopilotは1ヶ月だけ使用しましたが、正直まだまだ発展途上と感じたので、Wave2の統合後で実際使い勝手がどうなるか見極めていきたいですね。

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