Perplexityの新機能「内部ナレッジ検索」「スペース」

Search

2024年10月17日にPerplexityから「Internal Knowledge Search」と「Space」という2つの新機能が発表されました。

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Internal Knowledge Search

Perplexity ProとEnterprise Proにおいて、公開ウェブコンテンツと自社の内部知識ベースの両方を検索できるようになりました。

現在は一部のEnterprise Proユーザーには早期アクセスが提供されているようです。先行ユーザーの使用例として、以下が挙げられていました(英語原文を日本語に翻訳)。

  • 金融サービス企業は、内部調査、通話メモ、最新の業界ニュースを活用して、より強固なデューデリジェンスを実施しています。
  • 営業およびビジネス開発チームは、過去の資料と最新のウェブからの洞察を組み合わせて、RFPプロセスを加速させています。
  • HRチームは、既存のファイルを検索することで、従業員が福利厚生やウェルネスに関する質問に素早く答えられるようサポートしています。
  • 成長段階のスタートアップは、ウェブからのベストプラクティスに基づいて、R&Dと製品ロードマップにフィードバックを得ています。
    Perplexity CEO のAravind Srinivasは次のように述べています:「特定のビジネスに関連する文脈でウェブを検索することは、これまで不可能でした。ウェブ検索と内部検索は、別々のインフラストラクチャーと製品に依存せざるを得ませんでした。内部および外部のデータソースの両方にわたるすべての調査を、1つの統合された知識プラットフォームで実行できるようになることで、すべての企業に大きな生産性の向上をもたらすでしょう。Perplexityは、NVIDIA、Databricks、Dell、Bridgewater、Latham & Watkins、Fortune、Lambdaを含む既存の顧客のためにこれを先駆けて実現できることを楽しみにしています。」

Perplexity Space

これは特定のユースケースに深くカスタマイズできるAIコラボレーションハブです。

スペースでは同僚や友人などのコラボレーターを招待し、内部ファイルを接続した上で好みのAIモデルを選択し、応答方法に関する特定の指示を設定することで、AIアシスタントをカスタマイズできます。

また、Enterprise Proユーザーの場合は全ファイルと検索がデフォルトでAI品質トレーニングから除外されるとのことで、Proユーザーも設定によってAIトレーニングをオプトアウト可能だそうです。

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