あずさ監査法人とLUVO、AIを活用した経理業務改革で協業へ

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KPMGのメンバーファームである有限責任 あずさ監査法人は2024年11月28日、AIエージェントの開発・派遣を手がけるLUVOと業務提携を発表しました。

KPMGジャパン、LUVO社と協業を開始
AIエージェントを開発・活用し、経理業務改革を支援

この協業により、経理部門向けの革新的なAIソリューション開発と、それを活用した業務改革支援サービスの提供するようです。

今回発表されたサービスの特徴は、あずさ監査法人が持つ経理業務の専門知識とLUVOの高度なAI技術を組み合わせ、経理部門の業務を効率化することにあります。

具体的には、3つのレベルのAIソリューションを提供します。

  1. AIアシスタント:特定の単一業務をサポート
  2. AIエージェント:複数の業務を連携して遂行
  3. AI社員(AIクローン):より複雑な業務に対応し、自律的な判断も可能

経理部門は長年、業務効率化の課題を抱えてきました。RPAなどのツールで定型業務の自動化は進んでいるものの、非定型業務が多い経理部門では、十分な効率化が図れていないのが現状です。

また、日本の労働人口減少という背景もあり、生産性向上と業務効率化は喫緊の課題となっています。Chat GPTに代表される生成AI技術の進展により、これまで難しいとされてきた非定型業務のAI化にも可能性が見えてきました。

将来的には、単なる業務の自動化だけでなく、人の思考プロセスを学習し、より高度な判断支援が可能なAI社員の開発も視野に入れているそうです。

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