先日開催されたOpenAIの開発者向けイベント「DevDay」すごかったですね。API周りも色々とアップデート入ったので、早速色々試しています。
そんな中、今回は目玉の一つでもあるGPTsについて使用感を書いてみようと思います。これは今までLangChain等を使ってコーディングしないと実現できなかったChatGPTのカスタマイズをノーコードで実現できてしまうサービスになります。
※ ただし、現状課金ユーザーのみ利用可能です。
使ってみた
以下は私がJGAAPについて回答してくれるBOTを作ろうとしているところの一画面になります。
画面の左半分でGPT BuilderからどういうBOTを作りたいのか質問が投げかけられますので、ユーザーはただそれに答えていくだけの簡単仕様で、基本的には4~5問程度答えるだけで最後まで作れてしまいます(現状、英語で聞かれていますが、日本語の回答で特に問題なさそうです)。
アイコンもDALL-E3と連携してサービス名や、やりたいことから勝手に連想して作ってくれます。もちろん気に入らなければ指示を出して修正することも可能です。
また、外部APIの使用や、Knowledgeとして、回答時に参照させたいファイルをアップロードすることもできます。私が試した感じでは現状最大8つまでしかアップロードできませんでしたが、今後より多くのファイルをアップロードできるようになる可能性はあると思います。
ただ、GPTsに限った話ではないですが、機密情報や他人の著作物を勝手にKnowledgeに使ったBOTを公開すると、その情報が筒抜けになっちゃうので、その点には注意が必要ですね。
さいごに
制限はあるとはいえ、こんなに簡単に外部ファイルを参照するChatGPTサービスが作れるとは…。今後は作成したBOTを公開できるストア機能も実装されるみたいなので、そうなったら私も何か公開してみたいなーと思います。
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