IPAが公表している「DX実践手引書 ITシステム構築編」が2024年3月27日に更新されてバージョン1.1になりました。
DX実践手引書 ITシステム構築編 | 社会・産業のデジタル変革 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「DX実践手引書 ITシステム構築編」に関する情報です。
今回のアップデートで、「第4章 4.4.データ活用」に「4.4.4 データスペース」と「4.4.5 データ活用におけるAI」が追加されており、それぞれの内容は下記のとおりとなっています。
4.4.4 データスペース
データスペースとは、「国や組織の垣根を越えてデータを安全に流通させる仕組み」のことです。
データスペースには、ビジネス上のメリット(ビジネススピードの向上、新ビジネス展開など)と社会的なメリット(持続可能な社会、安心・安全な社会など)があり、「データを探す」、「認証・認可」、「データ転送/アクセス」の3ステップでデータ連携が行われる旨が記載されています。
4.4.5 データ活用におけるAI
この章では、人工知能(AI)とデジタルトランスフォーメーション(DX)の関係性について以下の点について基礎的な部分から解説されています。
- AIとは何か
- AIシステムを活用するためのデータ環境整備
- AI のためのセキュリティ・セーフティ
- AI システムで注目される機能とその具体例
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