はじめに
最近Redmineを運用し始めたので、何かしら死活監視はしておきたいと思うようになりました。でも正直ZabbixとかNagiosとか入れるほどではない。けどシェルスクリプト書くのもめんどくさい。そう思っていた私にちょうどいいものがありました。
GitHub - louislam/uptime-kuma: A fancy self-hosted monitoring tool
A fancy self-hosted monitoring tool. Contribute to louislam/uptime-kuma development by creating an account on GitHub.
UptimeRobotライクなUptime KumaというVue.jsで書かれたモニタリングツールです。ちなみにKumaは日本語の熊だそうです。アイコンはスライムみたいですが…。
導入方法
Dockerを使えば導入も簡単で、以下のワンラインで事足ります。docker-composeを使うまでもありません!
私はGCEのe2-microで動かしていますが、余裕で動きます。
$ docker run -d --restart=always -p 3001:3001 -v uptime-kuma:/app/data --name uptime-kuma louislam/uptime-kuma:1
気に入ったところ
シンプルなUI
このスクリーンショットを見ていただければ分かる通り、非常にシンプルです。日本語にも対応しているので、何も見ずに直感的に操作できると思います。
ただ、シンプルと言っても必要なところは押さえてあって、pingのレスポンスグラフやSSL証明書の有効期限も表示してくれます。
Cloudflaredを標準搭載
これには驚きました!最近Cloudflare Zero Trustにハマった身としてはありがたい限りの機能です。おかげでDockerを立ち上げる手間が一つ減ります。
通知機能が充実
私はSlack通知だけ使えれば良いのですが、通知機能がかなり充実しています。Email, Discord, Teams, Mattermost, Line等もあるみたいですね。
おわりに
シンプルが故にユーザー登録が一人しかできない等の制約はありますが、手軽に監視したい場合にはうってつけのツールだと思います。ラズパイ監視にも使ってみたいですね。
開発も活発で、立ち上げも非常に簡単なので、皆さんも是非お試しください。よい死活監視ライフを!
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