Fediverseのすゝめ

Social thinking

X(旧Twitter)がゴタゴタするたびに避難先として盛り上がるFediverse。
私自身2010年頃からずっとツイ廃の道を辿っていたんですが、最近Xは情報収集だけで、本来のミニブログとしての機能はFediverseに移行しています。

Meta社が最近発表したSNS「Threads」もいずれActivityPubをサポートするというニュースも出てにわかに盛り上がっているFediverseについて、今日はちょっとまとめてみようと思います。

Fediverse(フェディバース)とは?

Fediverseは、異なるSNSプラットフォームが相互に通信できるように設計された分散型のソーシャルネットワークエコシステムのことで、「Federation」(連合)と「Universe」(宇宙)の組み合わせから来ているそうです。

Fediverseの特徴
  • 分散型: 伝統的なSNS(例:FacebookやTwitter)は中央集権的な構造を持っていますが、Fediverseは分散型であり、誰でも自分のサーバーを立てて参加することができます。
  • 相互運用性: Fediverse内の異なるプラットフォームは、特定のプロトコル(主にActivityPub)を使用して相互に通信します。これにより、異なるプラットフォームのユーザーが相互にフォロー、投稿、コメントすることができます。
  • 多様性: FediverseにはMastodon、Misskey、Firefish(旧Calckey)など、さまざまなプラットフォームが存在します。これらはそれぞれ異なる目的や機能を持っていますが、共通のプロトコルを使用して通信することができます。
  • プライバシーとコントロール: ユーザーは自分のデータをコントロールすることができ、中央の企業や組織に依存することなく、自分のサーバーを運営することができます。
  • コミュニティ駆動: 多くのFediverseプラットフォームはオープンソースであり、コミュニティによって開発や運営が行われています。

Fediverseの始め方

Fediverseはインスタンス(サーバー)によって雰囲気が全く異なることも特徴の一つなので、まずは色々と巡って自分に合うインスタンスを見つけることが重要です!

基本的な流れは下記の通りですが、アカウントを作成し、プロフィールを設定して、他のユーザーをフォローすることで参加することができる点は既存のSNSと全く同じです。

ただし、それぞれのインスタンスには独自のルールやポリシーがあるため、参加する前にそれらを確認することが重要になります。

  1. インスタンスの選択: Mastodonは多くのインスタンス(サーバー)から成り立っているので、まず、自分の興味に合いそうなインスタンスを選びます。
    Mastodonであれば、https://w.atwiki.jp/mastodon/
    Misskeyであれば、https://join.misskey.page/ja-JP/instances
    から選ぶのが良いかと思います。
  2. アカウント作成: 選んだインスタンスのサイトにアクセスし、アカウントを作成します。
  3. プロフィールの設定: アカウント作成後、プロフィール画像や自己紹介文を設定します。
  4. フォローする: 他のユーザーやインスタンスをフォローして、タイムラインを充実させます。
  5. 投稿する: 何かを投稿して、Fediverseのコミュニティに参加します。

最後に

Fediverseはインスタンスによって雰囲気が全く異なることも特徴の一つなので、まずは色々と巡って自分に合うサーバーを見つけることが重要です!

私は色々とFediverseのホストをさまよった結果、Mastodonの某インスタンスに落ち着いていまして、10年前のTwitterのようなまったりとした雰囲気が気に入っています。

ちなみに、勢い余ってそことは別にMisskeyのお一人様インスタンスも作ってしまいました。一緒にFediverseの世界に飛び込みましょう!

https://misskey.ymcpa.jp/@me

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