GPT Storeに自作GPTを登録する際に確認すべきポリシー等

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はじめに

ついにGPT Storeが開設されましたね!

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GPT Storeで自作のGPTを共有するのは簡単で、課金ユーザーであれば、作成したGPTの公開先を「公開」にし、カテゴリーを選択して保存するだけです。

このとき、Byで表示される名称(ビルダープロファイル)はデフォルトでは決済時の氏名となっているかと思いますが、プラス設定&ベータ > ビルダープロフィールで独自ドメインに変更することができます。

遵守すべきポリシー等

GPTを公開するに当たっては、Usage policiesとBrand guidlinesに従う必要があります。ちなみに、レビュープロセスには、人間によるレビューと自動レビューの両方が含まれているとも書かれていますね。

The review process includes both human and automated review.

https://openai.com/blog/introducing-the-gpt-store

また、両規程(2024年1月10日現在)がどのようなものなのかを以下で簡単にご紹介したいと思いますが、実際にGPTsを作成される際は、必ず最新の原文をご確認ください。

Usage policies

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使用にあたってのポリシーです。冒頭で書かれている通り、全サービスに適用されるユニバーサルポリシーと、ビルダー向けのポリシーで構成されています。

ChatGPTの使用に際しては全てを遵守する必要がありますが、このうち、今回の自作GPTに直接関係する章でいうと以下の2つになるかと思います。

Building with ChatGPT

ChatGPTを用いて自作GPTを構築する際にUniversal Policiesに加えて遵守する必要があるもので、以下の5項目で構成されています。

  1. 他者のプライバシーを侵害しないこと
  2. 他者の安全、福利、権利に重大な影響を及ぼす可能性のある行為を行ったり、助長したりしないこと
  3. 他者に誤った情報を伝えたり、虚偽の説明をしたり、誤解を与えたりしないこと
  4. 未成年者にとって不適切なツールを作らないこと
  5. 13歳未満のユーザーを対象とするツールを作成しないこと

このうち個人的に気になったところは、

  • 2 b. 法律、医療/健康、または財務に関する個別のアドバイスを提供すること。
  • 3 d. 必要な許可を得ずに第三者のコンテンツを利用すること。

辺りでしょうか。GPTsは気軽にデータをアップロードできるシステムになっているので、十分気をつける必要がありますね。

GPT Store

GPT Storeで許可されない例として、以下のようなGPTが挙げられています。

  • 名前に冒涜的な表現が含まれているGPT
  • 生々しい暴力を描写または宣伝しているGPT
  • ロマンチックな交際を助長するGPT
  • 規制された行為を行うことに特化したGPT

Brand guidelines

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こちらはブランド利用に関するガイドラインです。GPT Storeに関係するところとして、GPTs in ChatGPTという章が設けられています。主に自作GPTのネーミングについてですね。

許可なく名前やロゴに他の商標を使用することは当然に禁止されいますが、個人的に気になったところは以下の点ですかね。

  • ChatGPTのサイドバーに表示するのに適した短い名前を付ける
  • ドキュメントやビデオのタイトルではなく、アプリやサービスに適した名前を選ぶ
  • GPTの名前が “GPT “で終わることは推奨されませんが、禁止ではない

おわりに

いよいよGPT Storeが始まりまして、収益化も始まってくるんじゃないかなと思いますので、今のうちにしっかりポリシーを把握しておこうと思いました!

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