はじめに
GoogleのImageFXは、テキストプロンプトを基に高品質な画像を生成するAIツールです。このサービスは、GoogleのAI Test Kitchenの一部として提供されており、ユーザーはGoogleアカウントを使って無料でアクセスできます。ImageFXではImagen 3というAIモデルが採用されています。
ImageFXは日本語にも対応していますが、他の画像系生成AIと同様、英語でのプロンプト入力の方が精度が高いとされています。また、生成された画像にはDeepMindの「SynthID」という電子透かしが埋め込まれ、AIによって生成されたことを識別できるようになっています。
ということで、早速使ってみました。
エッフェル塔の下で踊る猫
一回のプロンプトで4枚の画像が生成され、それぞれ「画像を編集」することが可能です。
まずは、「エッフェル塔の下で踊る猫」を描いてもらいました。
踊ってる感はあまりないですが、どれも良い感じです!ここで左上の画像を選択して、エッフェル塔部分を東京タワーに変えてみましょう。
やり方は簡単で、修正したい部分をなぞって、変更内容のプロンプトを記述します。
そうすると、ちょっとピンボケしていますが、エッフェル塔部分が何となく東京タワーっぽいものになりました笑。
編集したい部分だけをピンポイントで指定することができるのは良いですね。
抽象的な風景画像
次はデフォルトでサジェストされたプロンプトを試してみました。
今度は猫の時と異なり、単語ごとに自動でプルダウンが表示されています。これを変更することで、画像のテイストを変えられるそうです。
ということで、「Dreamy」を「Mystical」に、「pastel」を「Neon」に変えてみました。
こちらも手軽に絵のテイストを変更できるようになっています。
さいごに
今回はImageFXのご紹介でしたが、動画生成機能(VideoFX)も準備されているようなので、興味がある方はWaiting Listに登録されてみてはいかがでしょうか?
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