Cursor本格デビューしました!

Code review

はじめに

皆さんはコードエディタに何を使用されていますでしょうか? 私はVSCodeをメインに使っていたのですが、最近Cursorに移行しました。

実は、以前も使おうとしたことがあるのですが、その時はVSCodeの「Dev Container」アドオンに対応していなかったことから泣く泣く使うのをやめた経緯があります。

しかし!!最近になって「Dev Container」に対応したと聞いて、使い始めてみました。やったー!

Cursorとは?

Cursorは、VSCode互換のGPT-4などの大規模言語モデル(LLM)を統合したAIネイティブのコードエディタです。

主な特徴は以下の通りです。また、VSCodeの設定をアドオン含めインポートすることができるので、移行がとても簡単です。

  • 自然言語でコードを生成:説明を入力するだけで、目的のコードを自動生成
  • コードの編集や修正:既存のコードに対して自然言語で編集や修正が可能
  • エラー修正の提案:コードのエラーを自動検知し、修正案を提示
  • コーディングに関する質問に回答:プログラミングに関する質問にチャットで回答

Cursorのメリット

Cursorを使うことで、以下のようなメリットが得られます。

特に、反復的なコーディングや基本的な実装作業を自動化できるため、開発者はより高度なタスクに集中できます。またチャット形式でプログラミングに関する質問ができるので、学習面でも非常に役立ちます。

この辺のメリットはGitHub Copilotと同じですね。ただ、VSCodeにもGitHub Copilotアドオンはありますが、こちらはアドオンではなく、エディタ自体に生成AIとの対話機能が統合されています。

  • コーディング作業の大幅な効率化・自動化
  • 初心者でも質の高いコードを生成可能
  • 面倒なデバッグ作業の負担を軽減
  • プログラミングの学習をサポート
  • 開発コストと時間の削減

Cursorの料金プラン

Cursorは基本的に無料で利用開始できますが、より高度な機能を使うには有料プランへのアップグレードが必要です。 主な料金プランは以下の通りです。

ただし、OpenAIやAnthropic、Gemini等のAPIキーを持っている場合は、それを使って各社のAPIを利用することができます。

個人的にはこれがCursorのお気に入りポイントで、私も無料プランのまま各社のAPIを使った従量課金でGPT-4o-miniやClaude3 Opusを利用しています。

Hobby
無料
Pro
$20/月
Business
$40/月
2,000回のCopilot++*1無制限のCopilot++請求の一元化
50回のプレミアムモデル*2低速利用500回のプレミアムモデル高速利用(低速利用は無制限)Amdinユーザーダッシュボード機能
200回のCursorオリジナル生成AIの利用無制限のCursorオリジナル生成AIの利用プライバシーモードの強制
10回のClaude3 Opus利用生成されたコードがOpenAIに学習利用されない
https://www.cursor.com/pricing

*1 コードのオートコンプリート機能
*2 GPT-4, GPT-4o, Claude 3.5 Sonnet

おわりに

VSCodeからCursorに移行してまだ数日ですが、GitHub Copilotよりも使いやすくて気に入っています。VSCodeのアドオンもそのまま移行できて、環境設定もとても簡単です。

あとは上記でも記載しましたが、料金プランにかかわらず、APIキーを使えば色々な生成モデルを使える点も良いですね。

といいことで、良い生成AIライフを!

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