「成瀬は天下を取りに行く」を読んでみました

Personal notebook

本屋大賞で話題になった「成瀬は天下を取りに行く」を今更ながら読んでみました。全く知らない方のために、あらすじはこんな感じです。

中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない! 話題沸騰、圧巻のデビュー作。

https://www.shinchosha.co.jp/book/354951/

当たり前のようだったコロナ禍のマスク生活も、2024年に読み返すと懐かしいように感じてしまいました。不思議なものです。

読んでみての感想ですが、成瀬一人だとただの変人で終わってしまうところ、友達の島崎がなんだかんだ言いながら最後まで付き合ってくれるからこそ、物語が成り立っているというバランスは良かったです。

ただ、普段はモキュメンタリー系ホラーばっかり読んでいるせいか、個人的にはドストライクという感じではなかったかな~という印象でした。

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