PowerAppsのPatch関数でエラー処理をする方法

Pair programming

SharePointリストをDBにしてPowerAppsからレコード追加や編集をすることはよくあると思います。

この記事では、そのような処理を行った後にきちんとデータが登録できたかどうかをキャッチして、失敗した場合にはエラーを出す方法を書いていきたいと思います。

コード例

Patch関数でテストテーブルの列1に「test」というレコードを新規追加するという場合で考えてみます。

ポイントはErrors関数を使うところくらいかなと思いますが、IsEmpty関数と組み合わせることで、エラーの有無によってIF分岐させることができます。

Patch(テストテーブル, Defaults(テストテーブル), {列1: "test"});
If(
    IsEmpty(Errors(テストテーブル)),
    // エラーがなかった場合
    Notify("成功しました", NotificationType.Success),
    // エラーがあった場合
    Notify(
        Concat(Errors(テストテーブル), Column &": "& Message),
        NotificationType.Error
    )
);

後はこのコードをボタンやアイコン等のOnSelectに設定して実行してあげればOKです。

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